シャネル
誰しもが聞いたことのあるハイブランドです。
CHANEL創業者のココ・シャネルはこのように言います。
“お金は、儲けるために夢中になるものではなく、使うためにこそ夢中になるべき。”
https://www.clairworks.com/words/detail/548
ココ・シャネル
「いや、稼がないと使えないでしょ笑」
そう思いますよね。
稼ぎ方を紹介していたり、説明しているブログはたくさんありますが、稼ぐことよりもお金を使うことにフォーカスした記事はあまりなと思うので、ここでは稼ぐことよりも「お金を使うことのほうが大切だ」という主張をしています。
実際リアルにお金の使い方で稼げるかどうか決まると思っています。
この記事を最後まで読んで貰えれば、最後には必ず、
「使い方気をつけよ」
と、思うはずです。
というか、僕もお金は極力使わず節約し、運用に回したほうが稼げると思っていたので、あなたが感じる「そんなわけないでしょ」という気持ちが痛いほどわかります。
冒頭でココ・シャネルの名言を紹介しましたが、僕が一番最初にこのたぐいの話を聞いたのは前澤さんです。そう、あのお金配りおじさん
“とにかく、いま自分が使える限界まで使う。”
https://r25.jp/article/545051307150263563
“限界までお金を使うことが明日の自分への投資になる。“
“人と同じものを買わないほうがいいよ”
正直意味不明です。
一見意味不明な発言ですが、真剣に理解しようとしてみました。
■ えいりあんのざっくり解釈
・お金を使ったことで得られる体験はすべてリターンである。
・つまり、「お金を使う = すべて投資」である。
・良いお金の使い方、すなわち良い投資とは人とは違うことにお金を使うことである。
僕が大学生のときは、投資やビジネスの勉强ばかりしていたので、お金を使うことを意識したことなんてなく、むしろ、使わないほうがいいに決まっていると、思い込んでいました。
私が大学生であれば確実にお金の使い方は変わっていたと思います。
大学生のうちこそお金を使うとリターンを得られる
最大の意味不明ポイントはここです。
ここでいう「リターン」とは、お金を支払えばそれに見合った価値/サービスが提供されることを指しています。
ただ条件があるわけです。
前澤さんの「お金を使う = すべて投資」 となる条件
何でもかんでもお金を使えば良いわけではなく、3つの条件を満たしたお金の使い方をする必要があるようです。
- 自分が使える限界まで使う
- 人と同じものを買わない
- ビジネスをする
人と違う体験をすれば、人と違う価値観を得られ、人が知らない話ができ、新しいものを生み出せる。
↑超絶ざっくり理解するとこういうことだと思います。
前澤さんは、金融投資はしないようなので、お金を使うことを投資と言い、希少な体験をすることを価値と言っているため、分かりづらいんでしょうね。
というかそもそもちゃんとわかってもらおうなんて思ってないんだと思います。
とにかく、自分が使えるだけの限界のお金を使えば、自分が味わったことのない貴重な体験、経験ができ、それが行動の原動力となる。行動すれば、新たな知見を得られ、チャレンジの質がどんどん研ぎ澄まされていく。
たしかに、前澤さんレベルのお金の使い方をすれば、次々と新しい仕事が生み出せるイメージが湧きますよね。
宇宙にいってみたり、数十億する絵を買ってみたりと。
そんなの我々一般人には無関係というわけじゃなくて、自分の限界にお金を使う、それがちょうど自分が成長できるちょうどいいところ。
そういう事を言っているのだと思います。
それをやるかどうかは別として、だいぶ拡大解釈して前澤さんの発言を理解しようとしてみると、冒頭のココ・シャネルの“お金は、儲けるために夢中になるものではなく、使うためにこそ夢中になるべき。”の、意味もわかるような気がします。
ココ・シャネルの場合は、前澤さんの言っていることと被っているところもありますが、もっとお金の本質を突いている内容だと思いました。
大学生こそお金は使うためにある
もし使えないお金があったらそれに価値はありますか?
ない、ですよね。
お金は使って始めて価値がある。
「いや、使わなくても担保にしたり、安心感につながったりする!」
こういう意見もあるかもしれませんが、それは「使える」という前提があるから、担保にもなるし安心できるわけです。使えないお金であれば、誰も担保として認めてくれないし、安心できないですよね。
お金は使うためにあるとした場合、どういうときに使うのでしょうか。
通常、価格よりも価値があると思うからお金を払うわけです。
どういうことかというと、10万円の自転車を買うとしたら10万円よりも価値があると思うから、10万円を払って自転車を手に入れます。
人は皆支払いをするときに、払う金額よりも受けるサービスやモノそのもののほうが価値があると思うから、お金を支払うわけです。
つまり、お金は常に、お金よりも価値のあるものと交換するためにあります。
これに例外はありません。
どんな場合でも、お金を払う場合は払う金額よりも得られる対価(モノ、サービス)のほうが価値があると思って、支払います。
たとえ、それが罰金や闇金の利息であってもそうです。
罰金や利息を払うことで、払わない場合のリスクを回避していることになります。
少し話はそれましたが、ココ・シャネルの名言は、お金の本質を表現したものだと思います。
前澤さんも、ココ・シャネルも経済的な成功者ですが、意識していることは稼ぐことではなく、使い方なのは面白いですね。
もちろん、経済的な成功者は他にもたくさんいます。
経済的な成功者に着目しがちなのはやはり稼ぎ方ですが、視点を変えて「何にお金を使っているのか」に注目してみると面白いかもしれないですね!