「FXなんてやめとけ」
なぜみんなそういうのでしょう。
理由ははっきりしてます。知らないからです。
せめてアドバイスを求めるならFXをしたことのある人にしたほうが懸命です。
「FXはやめとけ」というFXをやったことのない人は、いうなれば完全にあなたと同じ完全な初心者です。
その人の意見は全く参考になりません。やったこと無いわけですからね。
結論を言うと、やめたほうがいい人もいます。
ただ、この世界の全員がやめたほうが良いとは思いません。
少なくとも6年はFXをしている僕が、FXをやめたほうがいい人の特徴をまとめましたので自分がそれにあてはまるか注意して見てみて下さい。
FXをやめといたほうが良い人の特徴
大きく5つの特徴に分けられます。
借金している人はFXをやめとけ
まず、借金している人がFXをしてはいけないわけではありません。
もしかしたら、本当にFXで爆益を出して借金を返せるかもしれません。
↑↑↑
この考えがダメなんです
借金をしているからといって、必ずしもFXをすることがリスクだとは思いません。
ただ、借金をしている状態でFXをするとほとんどの場合で、都合の良い考えが浮かんでしまうんです。
これは人間であれば仕方がありません。
だって、借金をしている以上借金を意識せずにFXをすることは不可能だと思います。
必ず損をしているときは絶望し、利益が出ているときは歓喜する。
トレードでは、絶望してもいけないし喜んでもいけません。
やけくそになったり、利益が出たとき調子に乗ったり、どうしてもしやすいんです。
FXは常に冷静でいなくてはいけません。
借金をしてしまっていると、借金をしていない人よりも、心理面で不利になります。
また、当たり前ですが資金力でも不利です。
投資やトレードは資金力があるほうが強いです。
もちろん、FXは少額から取引することができますが、少額からできるからといって資金があるほうが有利なことに変わりはありません。
モノにあたる人はFXをやめとけ
「感情的になる人はやめとけ」と書いてもよかったんですけど、ここの判断は難しいかもしれません。
すぐ怒る性格だからダメというわけでも、すぐ落ち込む性格だからダメというわけでもないんですよ。
すぐ怒るといっても、怒る対象ってひとそれぞれだと思います。
すぐ怒るといっても、怒り方って色々ありますよね。
他人に対してすぐ怒るのか、自分のことが許せなくて自己嫌悪的に怒るのか。起こっても表に出さないタイプなのか、表に出しても行動に表してしまうのか。表したとしても暴言を吐くだけなのか、ものに当たるのか、人に暴力を奮ってしまうのか。
怒りやすいといっても、全てがダメなわけじゃないんですよ。
表に出さないタイプでも、自暴自棄になってしまうタイプはやけくそトレードをしてしまうかもしれませんし、他人のことは攻撃するような怒り方をする人でも、自分のお金のことになると冷静さを取り戻すかもしれません。
ただ、モノにあたるタイプの人は、衝動的に注文操作をする危険が想像できます。
スマホかPCのマウスを2,3回クリックすれば注文できてしまいますから。。
飲酒運転をする人はFXをやめとけ
飲酒運転は許されない犯罪ですが、飲酒FXも身を滅ぼしかねません。
飲酒運転は自分の命だけではなく、他人の命を奪ってしまう可能性のある危険な犯罪です。
しかし、飲酒FXも自分を破滅に追い込むには十分危険な行為です。
もちろん、30万円ぐらいの資金しか入金していなければ、数日落ち込む程度で済むかもしれません。
ただ、数百万円以上の資金を入金していた場合、普通の人はなかなか立ち直れないでしょう。
もし、それが退職金といった取り返しのつかないお金だった場合は。。考えるだけで怖いですね。。
FXに興味がないならやめとけ
最初は「なんか稼げそう」「パチンコの代わりに…」「株をやっていたから」
ぐらいの感じで始めても問題ないんです。
簡単にいえば、きっかけはなんでいいんです。
ただ、やってみて全然おもしろくもないし、はじめたときワクワクもドキドキもしないし、勉強も特にしてないみたいな人は、損をして辞めることになります。これは必ずと言っていいと思います。
どうして損をして辞めることになるかというと、
損をしなければ辞めるわけがないからです。
でも、必ず損をします。
損をしたときにどうするかというと、取り返そうとして更に損をします。
もちろん、取り返そうとして取り返せるかもしれませんが、その後に損をします。
その後に損をしないかもしれませんが、更にその後に損をします。
何がいいたいかというと、損をするまで辞めないということです。
つまり、勝ち続けることができればいいですが、そんなことはありえないんです。
「でも9回勝って、1回負ける程度であれば全然いいでしょ!」
って思うかもしれないです。
でも、それでも退場することになります。
なぜなら、損失を出すときは致命的な損失を出してしまうからです。
簡単な話です。
+ 1万円
+ 1万円
+ 1万円
+ 1万円
+ 1万円
− 4万円
結局+1万円です。
1回だけの損失で、4回分の+トレードをなかったことにしてしまいました。
これを「コツコツドカン」「損大利小」といいます。
本当は損を小さく利益を大きくする「損小利大」にしたいところです。
このようにたいていの場合、大きな損をし、辞めることになります。
もちろん、大きな損をしない技術が存在します。えいりあんはFXで勝つ上でその技術が最重要だと思っています。
FXに興味がない状態ではそこを意識したトレードは難しいです。
ギャンブルが好きな人はFXをやめておけ
ギャンブルが好きな人はドーパミンが好きなんです。
つまり、脳に快楽ホルモンが大量に出すことを目的としているため、理性的な判断ができないんですね。
いくらFXの勉強をしたとしても、いざFXをするとなると、勉強で覚えたことではなく以下に自分の脳内にドーパミンを出すかだけを考えてしまいます。
利益を出したいのではなく、利益が出たときに脳内に出るドーパミンがほしいんです。
つまり、我慢しなくてはいけないところで我慢なんかできるわけないんです。
ヘビースモーカー、アル中、薬物中毒、これらの人にタバコ、お酒、ドラッグを我慢できないのと同じで、ギャンブル依存症の人もリスキーなトレードを我慢できないんです。
FXをやめたほうがいい理由に当てはまらない人は可能性あり
FXをやめておいた方がいい人の特徴を5つ解説しました。
これに一つも当てはまらない人は、FXをしても大きな失敗をする可能性は高くないと思います。
もちろん、利益を出せるという意味ではありませんよ!
でも、FXでまず退場しないことが大切です。
FX初心者は、利益を出す方法に目が行きがちですが、本当に大切なのは利益を出すことよりも損しないことです。
損をしないのは不可能ですので、致命的な再起不能な失敗をしないことです。
再起不能な失敗さえしなければ可能性は残ります。
超えてはいけない失敗の目安は、1回のトレードで30%の損失です。
10万円の資金で始めた場合は、1回の取引で3万円の損失を出してはいけません。
もし1回の取引で30%以上の損失を出すと9割以上が1年以内にすべての資金を失うと言われています。
では、超えてはいけないデッドラインが30%なのはわかったけど、セーフティラインはどこかというと、
2%です。
10万円の資金で始めた場合は、1回の取引で2,000円の損失に抑えるたほうがいいと言われています。
FXをしていい人のまとめ
FXをやめておいたほうがいい人の特徴に当てはまらなかった人は、
1回の取引で30%以上の損を絶対に出さないようにし、可能な限り2%以内に抑える。
FXを始めてみたいと持っている人は参考にしてみて下さい。