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FXで低リスクとは?少額取引は超危険な理由を解説!失額と損失率

できるだけ低リスクなFXをしたい。

誰もがそう思うはずです。

でも、あなたの言う「低リスク」とはどういう意味使っていますか?

FXは、2,000円損するのは低リスクで、10万円損をするのは低リスクみたいに、金額の大小で考えないんですよ。

損失額はどうでもいいです。

「いやいや、どうでもいいわけないでしょ!」

そう思うのも無理はありませんが、投資やトレードで重要なのは額ではなく、資金に対してどれだけの損なのか、という資金に対しての割合で考えるんです。

なぜ損失額がどうでもいいのか、丁寧に解説していきます!

“リスク” という言葉をはっきりさせる

投資やトレードでは、よく「リスクが高い」「リスクが低い」という言葉が使われますね。

どういうときにリスクという言葉を使いますか?

2,000円の損失は高リスク?低リスク?

2,000円の損失はリスクが高いですか?低いですか?

金額自体は大した金額ではないですよね。

ただ、その大したことはないという感覚は、日常生活の感覚です。

もし口座資金が1万円だった場合、2,000円の損失は資金に対して20%の大ダメージなんですよ。

1万円の口座資金に対して2,000円の損失を出すようなトレードは、高リスクと言われます。

10万円の損失だったらどうですか?

きっと
「え、10万の損失はちょっときつい、、」

こう感じる人が多いんじゃないですかね。

もし、口座資金が1,000万円あれば、10万円の損失は1%の損失です。

さっきの2,000円の損失のほうがよっぽど高リスクということになります。

トレードにおいて、リスクが高い、低いというのはこのように表現できます。

口座資金に対してどれだけの資金を失うか

投資やトレードでいうリスクというのは、口座の資金がなくなることをリスクといいます。

いくら銀行口座にお金を持っていても、FX口座に資金がなくなったらトレードができなくなってしまいますよね。

FXに限らず、株でもトレードをする場合は、口座資金を基準に考えるんです。

自分の生活での金銭感覚は関係ないんです。

そして、ここからが重要です。

  • これからFXを始めようとしている人
  • すでに始めている初心者の人
  • 何がわからないのかわからない人
  • 少額で始めようと思っている人

これに当てはまる人はこの次が重要です。読み進めて下さい。

少額資金は高リスクになる理由

口座がなくなることをリスクと呼ぶ。この基準はかなり重要です。

10万円損をしたとしても、口座資金が1,000万円であれば低リスクですし、2,000円という感覚的に大したことのない資金だったとしても口座資金が1万円であれば高リスクとなるわけです。

FXやトレード、投資においてリスクとは口座資金を失うこと、ということはわかったと思います。

では、少額資金と高額資金どちらのほうがリスクが高いでしょうか。

初心者の場合、最初は少額から始めたいと思っている人は多いと思いますが、本当に少額で初めていいのかどうか、今一度考えてみるのもありだと思います。

1万ドルの取引は高リスク?低リスク?

今度は取引額でリスクを考えてみました。

条件
1ドル = 100円
1万ドルを同じタイミングで両方とも買いでエントリー

口座資金 10万円
1万ドル(100万円)の取引をするには10倍のレバレッジが掛かる。

口座資金 50万円
1万ドル(100万円)の取引をするには2倍のレバレッジが掛かる。

両方とも1万ドルという同じ取引金額のため、利益が出る場合も損失が出る場合も同じ金額です。

口座資金が違うのに、同じ取引額でトレードを行うと少額資金のほうがレバレッジが高くなる事がわかります。

仮に1,000円の損失をしたら、口座資金10万円の方は損失率1%ですが、口座資金50万円の方は損失率0.2%です。

5万円の損をしたら、口座資金10万円の方は損失率50%ですが、口座資金50万円の方は損失率10%です。

同じ取引額でトレードした場合は、資金が少ないほうが口座資金を失いやすい、つまりリスクが高いことがわかりますね。

リスクを同じにするためには?

口座資金10万円と50万円では、5倍の差があります。

リスクを同じにするのであれば、取引量も5倍の差をつければリスクを同じにすることができます。

リスクを同じにするのであれば、10万円の口座の取引では2,000ドルにすれば同じリスクになります。

逆にそうしないと、かなりハイリスクなトレードをしてしまうんですよ。

でも、初心者のころは、取引量を固定してトレードをしがちです。

初心者の頃にやってしまう危険トレード

初心者の頃は「最初は少なめに5万円から」と考えて、少額始めたいのはわかります。

ただ、少額取引をすると必然的にレバレッジが上がってしまうんですよ。

皆ハイレバレッジは危ないとわかってるんですよ。

それなのに1万円という資金に対して、1万ドル(約100万円)というハイレバレッジトレードをしてしまうのは、大した損失額にならないからです。損をしても数千円です。

でも、FXにおけるリスクというのは、損失額ではなく損失率ということを話してきましたよね。

1万円しか口座資金がないのに、1回のトレードで数千円の損失を出すようなトレードをしていては、必ず口座資金がなくなってしまうんです。

その解決策は、取引量を小さくする。というのもありますが、それはあまりおすすめしません。

なぜなら、取引量を下げたくても下げられないからです。

下げられないというのはどういうことかというと、FX会社によって最低取引量が決まってるんです。

最近では1,000ドル(約10万円)というところが多いです。

1万円の資金で始めるとなると、10倍のレバレッジは掛かってしまいます。

「じゃあ、いくら出始めたらいいの?」とか「最初は低リスクで始めたいから少額から始めよう」


こう考えてた人は本当に少額で始めるべきか、もう一度考えてみてもいいかもしれませんよ。
FXを始めるときの最低資金は、資金別に分けていくら始めるのがベストなのかを書いてみました。

ABOUT ME
えいりあん
これから投資やトレードを始めたい人に向けてYouTubeで情報発信/投資歴7年/日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト/
えいりあんと同じFX会社で始める。

良いところ

・入金以上の損失なし!(借金可能性ゼロ)
・口座開設時点で5,000円入金ボーナス
・MT4/MT5使用可能
・24時間サポート
・全額安全100%分別管理(倒産しても資金が還ってくる)

悪いところ

・海外FX会社(完全日本語対応)
・スプレッドが広め(手数料みたいなもの:100万円の取引で160円ぐらい)
・数千万円稼ぐと税金が高くなる(数十万円なら高くない)

 

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