投資は多数決
そう思っている人が多いはずです。
投資が多数決じゃない理由
世間一般で言うところの多数決は、『人数が多いほうが決定する』という意味ですよね。
つまり、一般的に言われる多数決は、一人一票というのが前提です。
民主主義に慣れている皆さんは、投資も人数が多いほうが勝てる!
そう、思ってしまうのも無理はありません。
ここまでいえば勘の良い方はわかりますよね。
投資は一人一票ではありません。
なぜなら、投資の投票券は資金だからです。
つまり、資金をたくさん持っていれば投票をたくさんできるということになるんですよね。
残念ながら、資本主義は平等ではありません。
たしかに、
「一人一票じゃないのはわかった、でもお金がたくさん入れられる方が勝つっていうことは多数決であることに変わりないんじゃないの?」
こう思う人もいるでしょう。
たしかに、おっしゃるとおりで、資金力が強いほう、つまり資金を多く出せるほうが勝ちます。
でも、資金を多く出せるのは大勢ですか?少人数ですか?
質問を変えると、お金持ちの人数と、そうじゃない人の人数、どちらが多いですか?
そうじゃない人ですよね、つまりお金持ちは少数派です。
でも、資金を持っているのは少数派であるお金持ちです。
よって、投資で勝つのは少数派であるお金持ちとなり、『投資は少数決である』という理屈です。
多くの人が大量のお金を稼ぐことはありません、少数が大量の金を稼ぐのです。
なぜなら、大人数が勝つということは一人ひとりの分前が少なくなります。
大勢が大金を稼ぐことはありえないんです、大勢に配れるだけの金はどこからくるのでしょう。
つまり逆なんです、大多数が損をしたまとまった資金が、少数の勝ち組に山分けされます。
勝ちたいならTwitter民と逆をすべし
いいですか、Twitterの人たちとは違うこと、違うタイミングで投資をしないと勝てません。
初心者であれば、最近始めた人同士仲良くするのは楽しいですよね。
でも、投資している銘柄が同じだったり、同じタイミングで売買したり、で喜ぶのと同時に、冷静にならなくてはいけません。
失敗を慰め合ったりするのは人付き合いとして、大人としてはまともだと思います。
ですが、こと投資に関しては、みんなと意見が合うときは警戒するべきときです。
勝つのはTwitterにいる多数はではなく、表にはあまり出てこない少数派なんですから。