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積立投資家がFXトレーダーから学べること【投資初心者がやりがちな退場】つみたてNISA損切り民を救いたい

積立NISAやってる人だいぶ増えましたね。

直近2,3年のうちに投資を始めた人は多少の下落はあっても、右肩上がりの絶好調相場だったと思います。

しかし、今年の2月以降は初めての厳しい相場になってますね。

これまで育っていた含み益がなくなっていくことに耐えられず売却してしまう人を多く見かけます。

積立NISA売却した方たちのつぶやき(つみたてNISA損切り民)

https://twitter.com/jkani88/status/1524757066677596160?s=20&t=5o4soj16BlyZVvj4v_r-wg

自分の資産が減っていくのを見るのは辛いものですよね。

ただ、『積立』というものを理解すると、基本的に損切りや突発的な売却はありません。

積立の意味と効果

積立とは、資産運用方法の一つです。

具体的には、投資資金が100万円の場合、毎月10万円ずつ買い付けていくといったように、少しずつ投資していく方法です。

1回で100万円分投資するのではなく、100万円を10回に分けて投資することでリスクを分散できます。

ただ、リスクは分散できるものの、それによるデメリットもあります。

↓↓積立のデメリットと注意点については別の記事で説明しているのでそちらを読んでみてください。

積立投資が安全という嘘を説明します【積立NISAのリスク】 積立投資って安全というイメージあるじゃないですか。 しかし、積立投資のリスクも知っておいたほうがいいと思います。 いわゆる...

積立とは定期的に少しずつ投資していくことと、言いました。

この投資法で最大の効果を発揮するのは、下落相場です。

相場が下がっていくと、どんどん安い価格で購入できるので、平均取得単価を下げられます。

下落相場から上昇相場に転じた場合、すでに取得単価が下がっているので利益がでやすくなります。

つまり、積立とは下落相場に耐えるための投資手法なんです。

要は、下落相場が来ないと積立という投資法をしている意味がありません。

それなのに、どうして下落相場になると売ってしまう人が続出するのか。

理由は、売買にルールがないからです。

積立NISAにもルールが必要な理由とルールの決め方

焦っているときと冷静なときの判断ではどちらがまともな判断かはいうまでもありませんから。

ルールがないからその場の感情とTwitterなどの周りの雰囲気に負けて、非合理的な判断をしてしまいます。

こういう時は自分にとって都合のいい情報を探して正当化してしまう心理、確証バイアスがかかりやすいんですよ。

人間であれば誰でもそうです。仕方ありません。

だから、その心理が働いてしまって、後から冷静に考えれば「なんであんなことをしたんだ、、」と思うような判断をしないために、決めたルールに従うことが大事になります。

積立NISAに必要なルール

積立NISAに必要なルールは、売却のルールです。

売却のルールとは、どうなったら売却するのかを決めるのです。

積立は下落しても売却しないのに、どうして売却のルールを決めるの?と思う人もいるかもしれませんが、下落時に売却しないために売却ルールを決めるんです。

「ん?」

「売却しないための売却ルール?」

別におかしなことを言っているわけじゃないですよ!

具体的に言うと、「20年後まで売却しない。」

これがもっともシンプルな売却しないためのルールです。

このルールを守ることで、下落相場となって含み損を抱えても20年後まで売却することはありません。

これは単なる例なので、本当のルールはこれに条件を加えていきます。

ただ、つみたてNISAであればこれぐらいシンプルなルールでもいいかもしれません。

しかし、FXや株のなどのトレードであればルールは細かく決める必要があります。

売却ルールの決め方

そもそも、積立とは

下落相場のときに取得単価を下げることができる投資手法なので、たとえ下がったとしても売却する必要がない。

↑こう考えられるのは、積立というものについて理解しているからです。

積立を理解していないと、表面上の含み損を見て怖くなってしまいます。

大切なのは、今ではなく将来です。

ちゃんと、『積立』というものをわかっていれば下落相場にこんなことも考えられるようになるかもしれません。↓

「売却どころか投資額を増やせば取得単価を下げられるんじゃないか」

投資に絶対はない、だからこそ例外の無いルールを作る

もちろん、投資に絶対はない以上、たとえ積立であっても売却することはあると思います。

しかし、それはルールに則った売却であることが望ましいです。

例えば、家庭の事情でお金が必要になってしまったときは、投資などと言っている場合ではないかもしれません。

「こういう場合にはルールを守るなんて無理でしょ。」

そう思うかもしれませんが、こんなことでさえ対応できるルールを作ることも可能です。

「例えば、命に関わる場合には売却可能。」

あらかじめこういうイレギュラー対応のためのルールを設けておくことによって、例外を作ることなく投資をすることができます。

極端かもしれませんが、それぐらいしないと人間はすぐ言い訳を考え始めるんですよ。

「こうなんだから仕方ないよね」って

ルールを決めないとただのギャンブル、再現性がなければ意味がない

積立の場合は、自動で決まった間隔で買付が行われますが、売却は個人の判断で行えます。

その判断を相場の雰囲気やインフルエンサーの言うことに流されて売買してしまうと、仮にうまく損失を回避できたり、利益を出せたとしてもなぜそうなったのかわからないですよね。

つまり、雰囲気投資であって、再現性がないのです。再現性がない成功はまぐれなので、実力だと勘違いしてしまうと危険です。

たまたま勝ったことで変に自信がついてしまい、無謀にも全額ぶっこむみたいなことすると、破滅するので注意しましょう。

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ルールを決めるタイミング

ルールを決めるのは、可能な限り早いほうがいいです。

なぜなら、ルールを決める前に下落相場が来てしまうかもしれませんよね。

ルールがない人は今すぐ決めてもいいかもしれません。

本当は下落相場になってからルールを決めたり売却の判断をするのは得策ではないですが、一度冷静になるためにも「積立」であっても売却ルールについて考え直してみてもいいかもしれませんね。

※つみたてNISAが正式名称です。積立NISAではありません。細かいですが、こういうの気になってしまうので、念のため追記しました。

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えいりあん
これから投資やトレードを始めたい人に向けてYouTubeで情報発信/投資歴7年/日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト/
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・数千万円稼ぐと税金が高くなる(数十万円なら高くない)

 

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